「花を捧げるゴールデンレトリバー」を描く
近々帰省するのにあたり、母に私の水彩画をプレゼントすることにしました。以前私が描いた花をくわえたワンコの絵の写真を見て母がとても気に入ってくれていたので、あらためて同じモデルで描いてみます。
モデルは著作権フリー写真のサイトで見つけたとても素敵な一枚の写真。
ほんとうに素敵な写真。
作者のCeline Sayuri Tagami様に感謝。
このワンちゃんの目のうるうるした感じがたまらない。
さっそくこの写真を題材に母へのプレゼントの絵を描きます。
はじめにスケッチブックに鉛筆でササっと描きまして、こんな感じに。
「・・・・・」
ま、まあオリジナル写真の方がずっといいのは承知の上(汗)
大事なのは絵に込めた感謝の気持ちなのだと自分に言い聞かせつつ次の工程に。
このスケッチをタブレットでパシャっと写真に撮って、アイビスペイントというお絵描きアプリに読み込み、主要な線をスタイラスペンで拾いながら下絵となる線画を描きます。
うんうん、なかなかよいです。
目が大事ですよ、この絵は。
感謝の気持ちのこもったウルウルした目になるようにがんばったつもり。
次にこうして作った線画を印刷して水彩紙にトレースします。
線画の作成でいつも使っているのは、コピックマルチライナーの0.05㎜。
水彩紙はTOUCH Ⅱパッド230gを、A5サイズにカットしています。
水張り?しないです。しないです。
できあたった線画を養生テープで板にしっかり張り付けてっと、これでやっと色塗りできるぞ。
絵の具は、もっぱらまっちブライトカラーを使います。
色がとても鮮やかできれいなのですよ、まっちブライトカラーは。私の一番のお気に入りです。
たっぷり水を使って周りから塗ってと。
うんうん、なるほどなるほど。
えーなんかイメージよりよく描けたー。文字通りの自画自賛。
んー、欲を言えば目をね、もうちょっとキラキラにウルウルにしたかったかも。
でもここからいろいろいじってもね、アレなので。
あ、筆はほとんどステッドラーのウォーターブラシ使ってます。
あとは呉竹の水彩ペンも使いましたよ。
母がね、喜んでくれると思いますよ、たぶんきっと。
では、この絵を持って帰省してきます。